施工実績

施工事例|店舗(アウトドアショップ)編

機能美と世界観を両立させた、長く愛される店舗空間づくり

今回ご紹介するのは、アウトドア用品を扱う専門ショップの店舗施工事例です。
アウトドアショップに求められるのは、単なる「商品を並べる場所」ではなく、ブランドの世界観や思想、そして“フィールドへ向かう高揚感”までを空間で表現することです。

本店舗では、無機質になりがちな大型店舗の印象を抑えつつ、素材の力強さと温かみを融合させた空間設計を行いました。来店した瞬間から、アウトドアの空気感を感じられる店舗づくりを目指しています。

素材選定に込めたコンセプト

内装全体のベースには、ダークトーンの壁材と天井を採用。
そこに木目の美しい無垢調の什器を組み合わせることで、アウトドアギアの持つ「タフさ」と「自然との親和性」を表現しています。

コンクリート調の床仕上げは、耐久性とメンテナンス性に優れ、重いギアや什器の移動にも対応可能。
一方で、木製什器や間接照明を随所に配置することで、冷たくなりすぎない、居心地の良い空間に仕上げています。

壁面什器と陳列計画

商品が主役になる設計

壁面には可動式の棚を設置し、商品のサイズやシーズンに応じて柔軟にレイアウト変更が可能な構成としています。
アウトドアショップでは、アパレル、ギア、小物など商品点数が多く、入れ替わりも激しいため、将来的な運用まで見据えた設計が欠かせません。

棚板には木材を使用し、金属フレームと組み合わせることで、耐荷重とデザイン性を両立。
商品そのものが引き立つよう、余計な装飾は排除し、視線が自然と商品に集まる配置を意識しています。

中央什器と動線設計

回遊性を高める店舗レイアウト

店内中央には、可動式の什器を配置。
固定しすぎないことで、イベントや新商品展開、シーズンごとの売場変更にも対応できる設計としています。

通路幅はゆとりを持たせ、複数人が同時に商品を手に取ってもストレスを感じにくい構成に。
アウトドアショップ特有の「じっくり商品を選ぶ」「スタッフと会話しながら検討する」という体験を妨げない動線計画となっています。

レジカウンター

ブランドの顔となる存在感

レジカウンターは、店舗の印象を決定づける重要なポイントです。
本事例では、重厚感のある天板と木目を活かした腰壁、そして間接照明を組み合わせ、存在感のあるカウンターを設計しました。

上部にはサインを設置し、視認性を確保。
実用性はもちろん、店舗全体の世界観を締める役割も担っています。

夜間や照明を落とした際には、間接照明が柔らかく浮かび上がり、落ち着いた雰囲気を演出。
昼と夜で表情が変わるのも、この店舗の魅力のひとつです。

照明計画

商品と空間を引き立てる光の使い方

照明はすべてスポットライトを中心に構成し、商品一点一点にしっかりと光が当たるよう調整しています。
天井のライティングレールにより、レイアウト変更時にも柔軟に対応可能。

また、什器下部やカウンターには間接照明を取り入れ、空間に奥行きと高級感をプラス。
明るすぎず、暗すぎない、アウトドアショップらしい落ち着いた照度バランスを意識しています。

長く使える店舗づくりへ

アウトドアショップは、流行だけでなく「長く使えること」「信頼感」が重要視される業態です。
今回の施工では、数年後も古さを感じさせないデザインと、運営しやすい実用性の両立を重視しました。

素材の選定、什器の構造、動線、照明計画まで、すべてが連動することで、店舗としての完成度が高まります。
結果として、商品価値を高め、来店体験そのものがブランド力につながる空間に仕上がりました。

まとめ

本施工事例は、アウトドアショップに求められる
・世界観の表現
・高い実用性
・将来を見据えた柔軟性

これらをバランス良く取り入れた店舗づくりの一例です。

「ただ売る場所」ではなく、「ブランドを体感できる場所」へ。
そんな想いを形にしたアウトドアショップの店舗施工事例となっています。

 

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